About
一つひとつ、一人ひとりのために
パナマの農園からスペシャルティーコーヒーを輸入しています。
農園と、皆さまをつなぐお手伝いをしています。一人ひとりの手で丁寧に作られたコーヒーチェリー。そのやわらかな酸味と、フルーティな甘み、フローラルな香り、そしてしっかりとしたコーヒーらしさ。すべての要素がありながらスッキリしていて、毎日飲んでも飽きのこないマイルドなコーヒーです。
そんなパナマコーヒーの本当の魅力を一人でも多くの方に知っていただきたい。
パナマの農園主たちの熱い想いと、私たちの願いが一つになり、農園の人たちから皆様へダイレクトにお届けするお手伝いをしています。
大自然の心地よい風(Brisa ブリッサ)と、豊かな大地(Tierra ティエラ)が育てる本物の「スペシャルティ」をご一緒しませんか。
Concept
私たちの役割り、作り手から一人ひとりの手に
私たちは、いつも現地の生産者、サプライヤーと一体です。
大小数十の生産者、現地サプライヤーとのリアルタイムなコミュニケーションによって、つねにベストのロットを確保しています。収穫期からプロセス、在庫状況まで農園とともに品質を見極め、作り手も納得できる商品のみを厳選し、皆さまにお届けします。
また、お客様のニーズを農園といち早く共有し、少ないロットからでも、お客様に合わせた、きめ細かな対応も可能に。お客様が「お気に入りの一杯」と出会うために、私たちは作り手と一緒にお手伝いいたします。

パナマコーヒーの取扱いを検討されている方、パナマの農園から生豆の輸入をお考えの方、私たちにお任せください。
まずはこちらよりお問合わせください。
Story
BRISA & TIERRAのこと
Brisa(ブリッサ)はスペイン語で、風(英語の breeze: そよ風)、
Tierra(ティエラ)は、大地や土、地球などを意味する言葉です。
地球の反対側、中米のパナマは一年中、気温の高いところです。
毎年、日本の冬にあたる時期になると、風が吹いて、過ごしやすくなります。
地元の人は、この風を「ブリッサ」と呼んでいます。
そして、コーヒーの収穫が始まります。
コーヒーが栽培される、バルー火山のふもとでは、昼も夜もブリッサが吹いています。
標高1,000メートル以上ですから、パナマシティや他の場所に比べて、気温が低いのは言うまでもありません。でも、ブリッサはとても心地よく、夜、半袖で過ごしても、寒くないほどです。
この、やさしい風につつまれ、自然の恵みとともに、人々は暮らしています。
2019年、パナマのスペシャルティコーヒー協会(SCAP)が、パナマゲイシャのブランドロゴを作りました。
そこには、四つのシンボルが描かれています。
太陽と、風、山(大地)、そして水です。
高品質のコーヒーチェリーができるために、まずは、なくてならない自然の要素です。
コーヒーづくりを通して、すべての人たちが、いつまでも、しあわせに暮らしていけること。
それが、パナマのコーヒー農園で営む、一人ひとりの願いであり、目的です。
いかに、自分たちが生きる、自然の環境に無理をかけないか。
いまと、そして、自分たちの将来のために、誰もが日々、工夫と努力を重ねています。
そのためには、栽培から収穫、プロセスに至るまで、ひと手間ひと手間、文字通り、人の手によって行われます。
けっして効率はよくありません。
たとえば、収穫は、すべて人の手による「ハンドピッキング」。
熟練した収穫者が、1シーズンの間に、一本の木を10回も往復して、完全に赤く熟したチェリーのみを選んで収穫します。
また、プロセスの際に大量の水を使わずに済むよう、独自に発酵の技術を研究し、活用しています。これにより、さらによい香りと味を引き出すこともできるため、最近多くの農園が力を入れています。
まったくの自然農法にこだわっている農園もあります。
そこでは、月のサイクルを利用した、古代の農法を取り入れています。
プロセスは、完全に天日干し(ナチュラル製法)のみ。農園の中に並べた、竹製のアフリカンベッドにチェリーを寝かせ、ときどきニワトリがそこに登って、虫をついばんでくれます。
そして、人々の暮らしも重要です。
収穫を担当する多くの人たちは、先住民であるインディヘナです。
熟練した彼らの仕事なくして、コーヒーづくりは成り立ちません。
ともに働く人たちと、さまざまな人たちが暮らす地域の環境も、より良いものにしていかなくてはなりません。
すべては、限りある自然と、私たちが、いつまでも幸せに暮らしていくため。
その結果として、生み出されるもの。
それは、まぎれもない、「クオリティ」でした。
一つひとつのプロセスで、どれかを、あるいは、だれかが何かを犠牲にしては、本当の「クオリティ」は生まれません。
心地よい風が吹く、恵み豊かな大地で、
そこに暮らす人々が育む「クオリティ」。
コーヒーを味わうとき、そんな人々の風景と、ストーリーも一緒に、楽しんでいただきたい。
そんなメッセージを込めて、BRISA & TIERRAと名付けました。
ブリッサアンドティエラ
代表 山口 宗
Takashi Yamaguchi
Brisa & Tierra